両国国技館で無線LAN

相撲協会やるじゃん。というのが正直な感想。高砂親方とインテルの偉い人とが一緒に写真に写っているのもインパクトあります。無線LANを使った情報配信を相撲協会が積極的にやるとは思っていませんでした。そういえば、初場所にどすこいFMの放送席を見に行った時に、後ろに「Sumo Live TV」と書いてあったのが気になってはいたのですが、深く掘り下げて考えてはいませんでした。今見直してみると、しっかり Intelマークも入っています。この頃から着々と準備していたのですね。というか、もしかすると初場所リリース予定が夏場所に延びた気がしないわけでもないのですが…ま、それはさておき、この写真の右上に注目ください。初場所の千秋楽に撮影したものに、Intelマークの入った「Sumo Live TV」というロゴが写っています。

で、じゃぁ、本当にノートPC抱えて相撲を観戦するかっていうと、多分自分はしないんじゃないかと思います。オリジナルコンテンツの配信は午後3時からということですが、その時間ってちょうど十両の取り組みが始まっている頃なので、あまり悠長にパソコンをいじっている暇はありません。まぁ、先場所・先々場所の成績を参照するとか、対戦成績を見るとか、そういう用途には適しているのかもしれませんが、ノウハウ系のコンテンツをその場で見ることはないかな。自分の場合には。ただ、相撲をあまり知らない人の場合には、十両の土俵はそっちのけで、オリジナルコンテンツに見入るのもそれはそれでありかと思います。
ま、あとは電源がちょいと苦しいかもしれませんね。国技館の座席にはACのコンセントありませんから、バッテリーを使うしかありません。午後3時から6時までの3時間をバッテリーのみで運用するのは、無理ではないにしろある程度バッテリー容量に余裕のあるマシンじゃないと厳しいですかね。

ひとつ期待があります。物言いがついたときのリプレイを流してくれないでしょうかね?国技館で観戦していると、物言いがつくような微妙な相撲は、自分の頭の中で取り組みをリプレイするしかないので、ストレスがたまってしまいます。VoDで見れるようになっていれば、あとは端末操作だけで対応できるので、システム的にはそれほど問題ないような気がしていますが、さてどうなのでしょう。

数年後には、携帯でも視聴できるようになっているかもしれません。ベンダーとしても、国技館で成功したら、次は野球場・サッカー場・武道館などなど、夢は広がることでしょう。

◆リンク:相撲協会とインテル、無線LANで国技館限定コンテンツを無料配信(CNET Japan)両国国技館内で相撲情報を配信する無線LANサービスがスタート両国国技館、6万人規模のユーザに対応可能な無線LAN配信システム持ち込みパソコンに情報配信サービス(ニッカン)