違う、違う!というつぶやきをNHKの電波に乗せてしまった錣山親方@九州場所中日八日目

若の里−寄り切り−豊真将
若の里は立合いチョン付き。両手を土俵に付けてはいるものの、一旦静止してはいない。一方の豊真将は、右手をしっかりと付けて相手を待ってはいるものの、左手を土俵に付ける気配はまったくない。
というわけで、立合いが二度合わず、三度目にようやく成立。
「違う、違う!」というのは、二度目の立合いが不成立になった時に発した錣山親方のつぶやき。というよりは叫び声に近かったかも。操作ミスがあったのかNHKの電波に乗って日本全国に届いてしまいました。映像では行司さん*1豊真将の手付きを注意していましたが、若の里の方にも非があるということを、錣山親方はきっと言いたかったのでしょう。
二度のマッタにもめげず三度目の立合いでも張り差しで立った若の里でしたが、その頃にはもう気合が抜けてしまっていたのか、出足に勢いがなく、あっさりと豊真将に寄り切られてしまいました。

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後半戦は、前半戦を四勝四敗の五分の星で乗り切った豪風(東筆頭)に注目してみたい。同部屋の嘉風がどういうわけか中日で七勝一敗という好成績なので、二人揃って調子に乗れば、二度目の三役が見えてくるかもしれない。