把瑠都の意外性

他の力士と比べてみると、把瑠都の相撲は意外性の塊りだったりするのですが*1把瑠都の相撲として考えるとあんまり意外性はないかもしれません。つまり、常に把瑠都にとっての正攻法で攻めるのみで、相手の裏をかくような考えた相撲が見られないということ。相撲の取り口が狭いとでも言うんですかね。
まだまだ伸びしろがあるなら今のままでも良いのかもしれないのですが、上位を喰うような相撲を取るためには、もう少し考えた相撲を取ることが必要になるでしょう。
今日・九日目の朝青龍戦なんかも、左をこじ入れられれば、まだ違った結果になったかな、という気がしています。相手に応じてどんな相撲を取るべきか?狙いを定められるようになると、把瑠都は更に強くなると思っています。

九州場所・九日目・結び】
朝青龍−掛け投げ−把瑠都

*1:考えられない体勢から上手を取るし、その上手を取ると強引な攻めが決まっちゃうという意味で