張り手でノックアウト

大阪場所七日目:○垣添(押し倒し)境沢●
強靭な身体を持つ力士であっても、タイミング良く決まるところに技が入ってしまうと
完全にノックアウト、失神してしまいます。立合い、張り手でアゴを上げられてしまい、更にそこに頭からの突進を食らい、そのまま土俵上に崩れ落ちてしまいました。
新入幕力士であっても、アゴを上げるな!なんてことは百も承知のはず。それなのに時々こういう相撲が見られるのは、多分、お互いが全ての力を一瞬の立合いに出そうとしているから。手抜き同士だとこうはなりません。爆発的に生じる力の均衡がほんの少し崩れてしまうと、破壊的な状況になるという現象なんでしょうね。

境沢の方は、単なる黒星以上に痛い左ひざ靭帯損傷で今場所残りは休場確定。気の毒です。

http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20080316-OHT1T00056.htm

追記(2008/11/21)

報知新聞の記事が消えてしまったので、YouTubeの動画を追加しました。

更に、似たような取り口ということで、旭道山 vs 久島海をどうぞ。