初場所千秋楽

結局今場所は初日しか国技館に行かなかった。14日目は積雪のため、あっさりと断念。北海道育ちだけれでも、東京で降る雪は嫌いだな。神保町あたりでは巨大雪ダルマ計画を実行していたようだが、こんだけ雪が降ると、雪の有り難味がなくなるかも。あるいは、あたりの景色とマッチしていて良いと考えるのが前向きか。
栃東が14勝1敗で優勝。おめでとう。安定した下半身と、おっつけのうまさを効かせた相撲は、派手さはなくどちらかというと玄人好み。ああいう相撲を完成させると、安定した星が残せるはず。体調さえしっかり管理すれば横綱も狙えるはず。
千代大海魁皇は...もうそろそろな予感。
琴欧州大関としての場所をどのようにつとめるか、少々心配してました。初日の露鵬戦や5日目の黒海戦なんかは緊張のためか、らしさが感じられませんでしたが、全体的にまぁ何とかなったと言ってもいいでしょう。
白鵬は、立合いに左前褌をガッチリ引く型ができてきたので、この相撲を完成させればバカみたいに強い横綱になる予感。柔軟性と体裁きの良さだけの相撲はさっさと忘れて欲しい。

行司さん

結局、木村一童さんは休場したまま定年を迎えるは、(多分来場所、式守伊之助になるはずの)木村朝之助さんが千秋楽休場するは、二人の立行司が定年退職するは(ま、これは予定通りですが)、行司さんの世界もすったもんだな感じですね。来場所移行、式守与太夫さんの場内放送が聞けなくなるかと思うと、少々さびしくなります。