変な見出しの新聞記事:関東では初の靖国神社奉納相撲

大相撲春巡業で関東では最初となる靖国神社奉納相撲が4日に行われた。満開の桜の下、無料で白鵬朝青龍の土俵入りが見られるとあって1万4000人(主催者発表)が詰めかけ、正午には「入場制限」の立て看板も出された。

大相撲:関東では初の靖国神社奉納相撲に1万4千人殺到

何か変だなぁ。「関東では初の靖国神社奉納相撲」という見出しを見た瞬間、「靖国神社奉納相撲」というものが(大相撲史上)初めて関東で行われた、という意味にとらえてしまいました。でもこれは明らかにウソ。だって、靖国神社奉納相撲は毎年4月に行われていますので。でも、そういう常識を持たない人にとっては、何が「変」なのかは分からないのでしょうね。
一応、本文の最初に「大相撲春巡業で関東では最初となる靖国神社奉納相撲が4日に行われた。」と書かれています。なので、春巡業で関東開催となる最初の場所が(たまたま)靖国神社であった、ということが辛うじて分かるといやぁ分かるのですが...新聞って、ここまで不適切な見出しをつけて平気でいるのかなぁ。
いつだったか、伊勢ノ海親方が同志社大学卒業であると間違ったことを書いていた新聞(確か日経新聞)があったことを、ついでに思い出してしまいましたよ。もしかして、チェック機構が段々と働かなくなってきているのでしょうか?<新聞社