琴ノ若引退

九州場所に出場するのであれば千秋楽まで取り切るのかと思っていたのですが、師匠の佐渡ヶ嶽親方の定年にともない、13日目の相撲を終えて引退となりました。左上手を取ってしまえば、まだまだ実力があるので、もしかすると勝ち越しもあり得るかな?と最初のうちは思っていました。ただ、中日以降の何番かを見た限りでは、絶対に勝ってやるという気迫が感じられなくなっていましたので、負け越した上での引退は仕方のないところでしょう。まぁ、そんな勝ち負けよりもむしろ、できうる限り長く幕の内の土俵に立っていたかったのかなぁ、と思っています。