旭道山といえば

今場所より「通販ショップ旭道山ドットコム」の懸賞を出し始めた旭道山ですが、そういえば「廃業」という言い方を廃止させたのがこの人でしたね。以前は、現役をやめて親方(年寄り)になる場合には「引退」と言い、それ以外の場合は全て「廃業(はいぎょう)」という言い方をしていました。今は全て「引退」という言い方に統一されていますが、そのきっかけを作ったのが旭道山衆議院選挙への立候補だったことを思い出しました。
上記サイトをちらちらと眺めながら、あの選挙は1996年だったから間もなく10年になるのか〜とか、その当時には新進党なんてのがあって公明党までその中に入っていたのか〜とか、色々と思い出してきました。旭道山は、衆議院議員選挙に立候補するために、相撲協会へ廃業届けを出したのですが、当時の理事長(佐田の山の出羽海。もしかすると出羽海を譲って境川を名乗っていたかも)がそれを保留。新聞報道などで「廃業」という語感の悪い言葉が度々登場することを嫌い、「廃業」という言葉の使用を改め、現役をやめることを全て「引退」で統一することになりました。ちなみに、親方が相撲協会をやめる時には「退職」という言葉を使うようです。
そんな旭道山が本を書いていたことは知っていたのですが(しかもまだ絶版ではない)、

待ったなし人生―旭道山和泰自伝

待ったなし人生―旭道山和泰自伝

アマゾン様に聞いてみたところ、CDまで出しているようです。とはいっても、2002年発売なのに「タイトル未定」で曲目リストも「1.未定」となっているこのCDって一体何者なのでしょう?単にアマゾン側での管理ができていないという可能性もありますが。
タイトル未定

タイトル未定

旭道山が大相撲の世界に入門した昭和55年入門組みを追いかけた貴重な本がこれ⇒「桃色の若き巨人たち―大相撲昭和55年度初土俵組」。幕下以下の力士達が何を考えて相撲に取り組んでいるのかを読み取ることができます。

桃色の若き巨人たち―大相撲昭和55年度初土俵組

桃色の若き巨人たち―大相撲昭和55年度初土俵組

既に絶版となっているようですが、アマゾン・マーケットプレイスマケプレ)を通じて購入することができます。マケプレでの購入には、アマゾンが保証を付けてくれますので、他のネットオークションなどと比べると安心感があります。