雷電本紀

今までなかなか見つけられずにいた「雷電本紀」(飯嶋 和一 著)を、先日古本屋で安く買い求めることができ喜んでいたのですが、改めてアマゾンで検索してみると普通に入手可能でした。あれ〜以前は在庫切れだったはずなんですけどねぇ。
単行本 asin:4309009166 は、新品が1〜2週間の発送になっているので、アマゾンに在庫がないにせよ、取次ぎかどこかから取り寄せ可能ってことなんでしょう。ユーズド価格も1,050円からなので、送料の340円を加えても定価(2,854円)の約半額で買えます。
河出書房新社の文庫本 asin:4309404863 は、絶版、もしくは版元在庫切れってやつなんですかね。アマゾンでは新品が手に入りません。そんなわけでユーズド価格はプレミアがついて 2,500円からになっています。という状況だったのですが、小学館からこの6月に文庫 asin:4094033130 が発売になっていました。文庫の方には、飯島氏のインタビューが載っているらしいので、作者に興味のある人にとっては価値のある文庫が復活したことになるのでしょう。


◆書評リンク。割と良質なものがネット上に転がっています。
http://www.asahi-net.or.jp/~kr2m-nti/wound/next/dokusho07.htm
http://jaddo.com/book/back15.htm#3


もりたなるお が書いた「力人―雷電為右衛門」(asin:4103559039) という本もありますが、これは気軽に読める相撲小説という感じのものです。