相撲小説

今ウチでは相撲小説本が密かにブームになっています.まぁ,書棚に眠っていた相撲小説本を,ウチの奥さんが見つけて読みふけっているということなのですが.相撲関係の本は多々ありますが,純粋に小説と呼べるものは意外と少ないのが実態です.そんな中にあって,もりたなるお が書く小説は貴重な相撲小説と言えるかと思います.時代設定が20年以上前のものが多いのですが,普段は決して明らかにされることがない相撲界の普段の生活の様子を小説という形をとって,細やかに書き表しています.

代表的なのは,こんなとこ: 「土俵に棲む鬼」, 「金星(きんぼし)」, 「貴ノ花散る」.ついでに「相撲百科」というのもあります.これは実際にあった物語をベースにしながら,相撲の基本事項を解説しています.

いずれも,すでに絶版となっているものがほとんどですが,アマゾンのマーケットプレイスを使うことで,安価に手に入れることができます.