ケロリン湯桶をもう少し調べてみました

昨日の続きですが,ケロリンの湯桶に関してもう少し調べてみました.誤解もあったし,知らないこともたくさんあったのでここにまとめておきます.

まずは,解熱鎮痛剤「ケロリン」を販売している内外薬品株式会社.呼び方は「ないがいやくひん」.このホームページを導かれるままに進んでいくとケロリングッズの紹介ページに行き着く.
そこには,ケロリン湯桶はもとより,バスタオル・フェイスタオル・バスマット,更にはキーホルダーに携帯ストラップまでが写真付きで紹介されている.このページを読んで初めて知ったのだが,ケロリンの桶には関東タイプと関西タイプの二つが用意されている.関東タイプが若干大きめに作られているらしい.
昨日(id:omochikun:20040829)は,ケロリン湯桶が千円もするのは高い!と書いたのだが,実は定価1300円でロフト,東急ハンズ,インキューブで販売されているらしい.なので秋葉原で売られている千円のケロリン湯桶は「安い」ことになります.ん〜,こんな相場は知りませんでした.

販売元の有限会社 睦和商事もホームページを持っています.厳しい利用環境でも色落ちしない印刷技術や,初期に使われていた白いケロリン桶などが紹介されています.

昨日引用した朝日新聞によると,銭湯・温泉へは300円で販売されているようですが,これは広告料が入っているので安くなっているようです.上記の睦和商事のページでも「広告媒体の一つとして考案されたものなのです」という記述があります.また,そのような証言を紹介しているページがあります.

『Myケロリン桶』を持って温泉巡りをしよう、という企画を発見.ただし,この企画が実現されたかどうかは,今ひとつ不明.桶だけじゃなくって,フェイスタオル・バスタオルまでケロリングッズで固めていると,かなり怪しく感じられます.

ケロリン桶は,お風呂で使うだけではなく,小物入れにもなります.CD入れに使っても,それなりに何とかなりそうな感じです.ただし,上に積み上げられないのはいただけません.

秋葉原の足立工商ケロリン湯桶とバスマットを取り扱っています.いずれもお徳価格となっておりますが,既にネット通販は終了してしまったようです.

◆ブログ関係も調べてみました.
東京都杉並区で古い銭湯を維持してらっしゃる方の所ではケロリンではなく,木桶を用いているとのこと.私は学生時代に杉並区永福町で下宿生活をしていたのですが,その頃お世話になった銭湯はいずれもケロリン桶を使っていたような記憶があります.

他にも,こんなブログを読むと,ケロリンには根強い人気があることがわかります.
http://dearmyself.jugem.cc/?eid=114
http://moke.velvet.jp/love_moco/displog/331.html
http://blog.livedoor.jp/tknmst/archives/6060309.html
http://kasasagi.blog.ocn.ne.jp/weatherstation/2004/08/post_23.html

ところで,本当に根強い人気があるのは,解熱鎮痛剤の「ケロリン」ではなく,赤字でケロリンと書かれた黄色の「ケロリン湯桶」なんですよね.
本当に人気のあるのが「ケロリン」なのか「ケロリン湯桶」なのか良く分かりませんが,多分,両者がお互いに助け合いながら息の長い活動をすることで,このように根強い人気が獲得できたのだと思います.